組み立て式の棚を少しだけアレンジしてみました
イベントに出展するために折りたたんで持ち運びができる棚が欲しくて購入しました。
ポストカードを置く棚として使用しております。
ただこのままだと、棚と棚の隙間にポストカードが入ってしまったり、落ちてしまったりすることが何度かあったため、少しだけアレンジを加えてみました。
ひとつの段にポストカードを2枚づつ置くので、落下防止用に別の紙(ケント紙)を用意し4箇所に切り込みを入れて曲げます。
これを棚の隙間にセットし、ポストカードが落ちないようにします。
さらにポストカードが前に倒れてこないように枠を作ります。枠は透明なPET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂板を使いました。
下の写真のように、棚にあいている4つの穴に差し込む突起をつけてカットし、棚裏にまわして支えにする両端部分はポストカード2枚分の幅で折り曲げて作ります。
完成するとこんな感じになります。
これで下に落ちたり隙間に挟まることがなくなりました。
【ミニチュア】ビーチパラソルを作ってみました
パラソルの骨組みに使う材料です。
今回、傘の骨組みは太さ2mmの竹ひごをカットして使いました。
パラソルのセンターのキャップは使用済のシャープペンのキャップを利用しています。
(骨の部分の竹ひご6本の長さはキャップの半径分短くして83mmに、まわりの六角形の骨組み6本は80mmの長さにしています。)
ベースに使う材料です。
パラソルが自立するよう重さのある鉄(ステンレス)の座金を何枚か組合せて使いました。
(座金は中心が合うように重ね、大きいサイズのものから順に積み重ねて接着剤で接着しておきます。一番小さい座金の穴径は支柱を止める木ネジのあたまの径より小さくなるように選んでいます。)
屋根の部分の材料(今回は100円ショップで購入した綿布のはぎれ)です。生地にペン(ここでは色の消えるしつけペンを使用)で傘の形を描き、線に沿ってカットします。
(今回、骨の部分は85mmの長さ、まわりの六角形の部分は一辺80mm、日よけの部分は20mmの長さで作っています。貼合せの最後にすきまができないようにのりしろ部分も少々とっています。)
カットした部分には、ほつれ止めを塗っておきます。
(写真では見づらいですが、日よけ部分のまわりとのりしろ周辺に塗っています。)
パラソルの骨組みを組み立てます。
(竹ひご同士は木工用ボンドで接着します。センターのキャップには竹ひごが滑らないようあらかじめ糸を巻いてあります。あらかじめキャップを粘土などで25mmくらいの高さに支えておくと接着がしやすいです。)
布をかぶせ、端から傘の骨組み1本ごとに順に接着していきます。
(接着には木工用ボンドを使用しています。布の真ん中の部分は、キャップの径に合わせて事前に傘の布を丸くカットしておいて下さい。)
ベースに色を塗り支柱と傘の部分を組み合わせます。
支柱は4mmの太さの竹ひごで作っています。
木ネジは100円ショップ(セリア)にあった径2.3mm×長さ6mmのものを使いました。
(ベースは砂浜の色と合うように白色でペイントしています。支柱のてっぺんには、キャップに入る太さまでマスキングテープを巻きました。)
支柱の下の部分に土台を止める木ネジ用の穴を開けておきます。
くっつけるとこんな感じです。
(竹ひごの底面は割れやすいので、もしネジで支柱が割れそうな場合は、割れ防止用に支柱のネジ止め部分のまわりに糸を巻いて接着剤で固めて下さい。)
傘のキャップ部分に支柱を差します。(接着はせず、分解が可能なようにしています。)
最後に支柱に色を塗って完成です。
【ミニチュア】リクライニング機能付き木製サマーベッドを作ってみました
ヒノキの角材を使用して作りたいと思います。
(完成サイズはリクライニングを倒した状態で長さ130mm×幅65mm×高さ30mmです。)
まず角材をカットして椅子の各パーツを作っていきます。
A1~3:座面部分
B1~3:背もたれ部分
C1~5:リクライニング部分
材料(単位は全部mm)
■5×10角材
A1 長さ 120 :2本(座面のサイドフレーム)
D 長さ 20 :4本(脚)
■5×5角材
B1 長さ 55 :2本(背もたれのサイドフレーム)
C5 長さ 5 :10本(リクライニングの支柱をかけるストッパー)
高さ3mmの三角形にやすり掛けしたものを5mm長さに切っていきます
■2×10角材
A3 長さ 55 :5本(座面の床板)
B3 長さ 45 :4本(背もたれの背板)
■3×3角材
A2 長さ 70 :2本(座面の床板の受け材)
B2 長さ 55 :2本(背もたれの背板の受け材)
C2 長さ 45 :2本(リクライニング部のストッパー取付台をサイドフレームへ付ける止め材)
C3 長さ 33 :1本(リクライニング部の支柱間のつなぎ材)
C4 長さ 25 :2本(リクライニング部の支柱)
■2×15角材
C1 長さ 45 :2本(リクライニング部のストッパー取付台)
各パーツを組み合わせてみるとこんな感じになります。
材料の接着前に、「座面のサイドフレーム(A1)」と「背もたれのサイドフレーム(B1)」、「背もたれの背板の受け材(B2)」、「リクライニング部分の支柱(C4)」に可動軸用の釘を通す穴を開けておきます。
各穴の位置ですが、A1では短手方向から2.5mmで長手方向から42.5mmの場所に左右の木材で対称になるように開けます。 B1では長手端から2.5mmで短手は中央(端から2.5mm)に、B2では長手・短手両方の中央に、C4では長手端から1.5mmで短手は中央(端から1.5mm)に開けます。
(A1とC4の穴は釘が動くように釘の直径より少し大きめの穴を貫通するように開け、B1とB2の穴は釘を打込むため釘の直径よりやや小さめの穴を釘を打込む長さ程度に開けておきます。)
はじめに「座面のサイドフレーム(A1)」に「座面の床板の受け材(A2)」を接着します。(床板の厚さ2mmの分をあけた位置に付けます)
次に「座面の床板(A3)」をのせて接着します。ここでは床板と床板の間を5mmとっています。
ひっくり返すとこんな感じです。
背もたれの部分も同じような手順で作っていきます。
こちらもはじめに「背もたれのサイドフレーム(B1)」に「背もたれの背板の受け材(B2)」を接着します。位置は「背もたれの背板(B3)」の厚さ2mm分をあけた場所(=「サイドフレーム(B1)」の下部に合わせ)で、「リクライニング部の支柱(C4)」を付ける穴が開いている方が内側です。
次に「背もたれの背板(B3)」をのせて接着します。背板と背板の間は座面部分の時と同様5mmにしています。
こちらもひっくり返して見るとこんな感じです。
座面部分と仮に組合せるとこうなります。
次にリクライニング部分を作っていきます。
まず「ストッパー取付台(C1)」に「取付台をサイドフレームへ付ける止め材(C2)」を接着します。
今回は5段階でリクライニングできるよう、ストッパー取付台の上に「支柱をかけるストッパー(C5)」を左右5個ずつ接着します。
ストッパーは、5mm×5mmの角材を、高さ3mm、底辺と幅が5mmに削って作っています。
「リクライニング部の支柱(C4)」とその「つなぎの部品(C3)」を接着してリクライニングの支柱を作ります。
この支柱がストッパーに引っかかることで角度が調整できるようになっています。
リクライニングのストッパー取付台部分と椅子座面部分を接着します。
ストッパーと背もたれの軸に使う釘です。
木材が細いので、直径が #20(=0.89mm)の細いものを使っています。
今回使用した釘は、ちょうどよい長さのものが購入できなかったので、
ストッパー用を6mm、背もたれ用を8mmに切って使っています。
仮組みしたものを釘で仮止めするとこんな感じになり、リクライニングの動作が確認できます。
「脚(D)」を4本接着します。
背もたれ部分、ストッパー部分を釘で止める前に、各部品ごとに着色します。
ストッパー2か所、背もたれ2か所を釘で止めます。
最後に釘の頭を着色して完成です。
100円ショップの材料等でカフェ風のドールハウスを作ってみました
箱根技研のジオラマルームM 基本セットを元に作っていきたいと思います。
椅子やテーブル、壁や床の模様となる小物は
ダイソーやseriaなどの100円ショップやホームセンターで素材を購入します。
まずカウンターの椅子とテーブルを作ります。
サイズの違う大きさの座金を三枚組み合わせて接着しそれっぽい台座を作ります。
丸棒をテーブルとイスの長さに合うよう短く切ります。
棒の両端にそれぞれ竹串とネジが刺さるようなサイズの穴を開けておきます。
下ごしらえが済んだらアクリル絵の具で着色します。
その後ニスを塗ります。
穴を開けたところに接着剤をつけた竹串を差込みます。
出ている竹串を座面部分に接着します。
棒のもう片方の穴に座金をネジ止めして固定します。
これで椅子の完成です。
テーブルも同じ手順で作っていきます。
木材をカットしてカウンター用のテーブルも作ります。
次に壁を作っていきます。
まずポリスチレンのカラーボードを壁のサイズにカットします。
窓枠の部分を開けておきます。
壁布との模様のついた壁紙を貼り付けます。
窓枠を取り付けます。
窓枠を塗装して、壁紙を壁の寸法に合わせて貼ります。
さらに壁にカウンターテーブルを取り付けます。
そして窓から見える背景をスライドで色々入れ換えられるように、壁と壁の間に隙間を開けておきます。
スライドをいれる部分は、隙間に木を挟んで接着剤で止めます。
これで窓枠側の壁は完成です。
次にレンガ側の壁を作っていきます。
先程と同じポリスチレンのカラーボードに、へらでレンガの目地を描いていきます。
目地の色にするため、はじめに下地として全体に白いジェッソ(または白のアクリル絵の具)を塗ります。
その後レンガの色にするアクリル絵の具を準備し、布をタンポのように使い、薄い色から順に濃い色をのせていきます。
これでレンガ側の壁も完成です。
最後に床部分はカラーボードを床サイズにカットしそのまま敷きます。
作った壁や床をジオラマルームM 基本セットの壁に接着して完成です。